■リアルモードからReturn Driveを操作する

この章では、Return Driveをリアルモードから操作する方法について説明します。


リアルモード版Return Driveマネージャを操作する

追加したリストアポイント | スタティックリストアポイント | 設定 | アンインストール | FDからの起動 | 終了


リアルモード版Return Driveマネージャは下記の手順で起動してください。


■追加したリストアポイント

メインメニュー(機能一覧表示画面 :53ページ参照)から「追加したリストアポイント」を選択すると、現在登録されている、差分ポイントの一覧が表示されます。

 

この一覧から目的の復元ポイントと復元方法を選択し、[確認]ボタンをクリックすると、復元作業が始まります([タブ]キーで[確認]を選択して、[Enter]キーを押しても可能)。

 

注意
復元方法として[全リストア ポイントの消去]を選択した場合は、すべての差分ポイントが削除され、再起動後に新たな差分ポイントが作成されます。この場合、スタティックポイントは対象外なので、削除されません。

 

 


■スタティックリストアポイント

1.

メインメニューから「スタティックリストアポイント」を選択すると、登録されているスタティックポイントが表示されます。スタティックポイントは1個しか登録できませんから、リストも1個だけ表示されます。スタティックポイントを使用して復元する場合は、[リストア]ボタンをクリックしてください。矢印キーと[Enter]キーによる操作も可能です。

 

 

2.

確認のダイアログボックスが表示されますので、よろしければ[確認]ボタンをクリックしてください。

 

 

3.

もう一度、確認画面が表示されますから、[はい]ボタンをクリックしてください。

 

 

 

4.

もう一度確認画面が表示されます。これが最後の確認画面 となりますので、よろしければ[確認]ボタンをクリックしてください。復元が開始されます。
確認画面が多いように感じられるかもしれませんが、システムを元に戻してしまう関係上、キャンセルできるチャンスをたくさん組み込んでおります。このことをご理解ください。

 

 

 

 


■設定

メインメニューから[設定]を選択すると、復元ポイントの自動作成間隔やパスワードチェックなどのオプション設定を行うことができます。Windows版オプション操作のサブセット版にあたります。

 

復元ポイント間隔

[変更]ボタンをクリックすると、差分リストアポイントの自動作成間隔が設定できます。「新しいインターバル」ボックスに1〜30(日)を入力して、[確認]ボタンをクリックしてください。

 

起動時にパスワードをチェックする

Windows版の[システム起動時にパスワードを必ず入力]に相当する項目で、このチェックボックスをオンにすると、コンピュータの起動時(Windowsが起動する前)にパスワードの入力を求めてきます。

Return Driveを無効にする

このチェックボックスをオンにすると、Return Driveは無効化されシステムの監視を行いません(インストールはされています)。

パスワード

[パスワードの変更]ボタンをクリックすると次の画面 が表示され、パスワードを変更することができます。「古いパスワード」と「新しいパスワード」、そして確認用の「新しいパスワードの確認」をすべて埋めて、[確認]ボタンをクリックしてください。

 


■アンインストール

メインメニューから[アンインストール]ボタンをクリックすると、次の画面が表示されます。ここで[はい]ボタンをクリックすると、一旦再起動がかかり、アンインストール作業が始まります。作業終了時には、Windows上からもReturn Driveがアンインストールされています。


■FDからの起動

このボタンをクリックすることで、Aドライブ(フロッピードライブ)から起動します。起動用フロッピーディスクをAドライブに挿入してからボタンをクリックしてください。

 


■終了

リアルモードのReturn Driveを終了し、通 常のWindowsを起動します。

 

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