■Return Driveのインストールと アンインストール■

この章では、Return Driveのインストールとアンインストールの手順について説明します。


●Return Driveをインストールする

 

1.

Windowsを起動して、Return DriveのインストールCD-ROMを、CD-ROMドライブへ挿入してください。通常はこれでセットアップ・プログラムが自動的に起動しますが、もし起動しない場合は、CD-ROMのルートフォルダにある「setup.exe」をダブルクリックするなどして、直接起動してください。


2.

セットアップ・プログラムが起動すると次のウィザード画面 が表示されますから、[続行]ボタンをクリックしてください。

 

 

 

3.

[ソフトウェア使用許諾書]画面 が表示されます。内容をお読みいただき、同意いただける場合は[同意します]ボタンをクリックして、インストールを続けてください。[同意しません]ボタンをクリックした場合は、インストール作業は行われずにセットアップ・プログラムが終了します。

 

 

 

4.

Return Driveの登録作業を行います。お名前と電子メールアドレス、及び製品のシリアルナンバーは必須項目となっていますので、この3項目は必ず入力してください。なお、シリアルナンバーを入力しない場合は、有効期間15日間の体験版としてインストールされます。上記の項目を入力したら、[次へ]ボタンをクリックします。  
また、Farstone社からの電子メールによるアップグレードや製品情報の案内をご希望の場合は各項目のチェックをオンにします。

 

 

 

5.

上記の項目が正しく入力されると、注意事項が表示されます。内容については「インストール前にやっておくべきこと」で説明していますので、詳細についてはそちらをご参照ください。なお、[お読みください]ボタンをクリックすると、関連情報が表示されます。  もし注意事項に該当する場合は、[中止]ボタンをクリックしていったんセットアップを中止し、問題点を解決した後に再びセットアップ・プログラムを起動してください。

 

 

 

6.

インストール先フォルダを指定します。通 常はデフォルトの設定で問題ありません。そのまま[続行]ボタンをクリックしてください。Cドライブの空き容量 が足りないような場合は、適切なドライブ/フォルダを指定します。  
また、デフォルトではデスクトップ上にReturn Driveへのショートカットが作成されるように設定されていますが、ショートカットが不要な場合は「デスクトップにショートカットを作成します」のチェックをオフにしてください。この場合は、スタートメニューからたどってReturn Driveを起動します。

 

 

 

7.

ファイルのコピーが開始されます。

 

 

 

8.

ファイルのコピーが終了すると、レスキューフロッピーディスクの作成作業に入ります。「レスキューフロッピーディスク」とは、Windowsが正常に起動できない場合などに使用する起動ディスクです(「Windowsが起動しない場合のアンインストール」参照)。
[スキップ]ボタンをクリックするとこの作業を省略することも可能ですが(レスキューフロッピーディスクは、Return Driveをインストールした後でも作成することができます)、万一に備えて、この段階で作成しておくことをお薦めします。  
レスキューフロッピーディスクを作成する場合は、あらかじめ用意しておいた起動フロッピーを挿入し、[次へ]ボタンをクリックしてください(起動フロッピーの作成方法については「インストール前にやっておくべきこと」を参照してください)。  

 

 

 

 

しばらくすると作業が完了し、次の画面 が表示されますので、[完了]ボタンをクリックしてください。

 

 
9.

スタティックポイントを作成するドライブを指定します。スタティックポイントは、指定したドライブに格納されている全データのイメージファイルで、その時点でのWindowsシステムの完全な復元用データとなります。  この作業も、[スキップ]ボタンをクリックすることで省略できますが、Return Driveのインストール時のバックアップとして作成することをお薦めします(スタティックポイントは後から作成することも可能です)。

 

 

注意
スタティックポイントは、データの圧縮を行っても相当量 のディスクスペースを消費しますので、起動ドライブのみのスタティックポイントを作成することをお薦めします。

 

10.

復元ポイントを保存するためのパーティションを作成します。未使用領域がある場合は、優先的にその領域を選択してReturn Drive用パーティションとして使用する容量を入力してください。容量は、で指定したドライブ全容量 の5〜10%を目安にします。未使用領域がない場合は、既存のパーティションを指定します。この場合、そのパーティションからReturn Drive用のパーティションが切り取られる格好になります(既存のパーティションは縮小される)。

 

 

 

11.

[OK]ボタンをクリックすると、確認ウィンドウが表示されます。

 

 

注意

指定したパーティションのサイズがスタティックポイントを使用するのに十分でない場合、次のようなメッセージが表示されることがあります。
この場合は[いいえ]ボタンをクリックして、推奨されている容量 までパーティションサイズをアップさせるか、[はい]ボタンをクリックしてスタティックポイントを使用しないか、いずれかを選択してください。

 

 
ここで[はい]ボタンをクリックするとパーティションが作成されてReturn Driveのインストールが始まります。
 

 

12.

Return Driveのインストールが完了すると次のような画面 が表示されます。[再起動する]ボタンをクリックして、コンピュータを再起動してください。

 

 

 

13.

再起動後、Return Driveはスタティックポイントを作成します。ファイル容量 にもよりますが、所要時間は数10分〜数時間というところです。ちなみにWindows XPのインストール直後(ファイル容量1.6GB)なら、約20分程度を要します。  
スタティックポイントの作成が終了すると、自動的に再起動がかかりWindowsが起動します。これでReturn Driveのインストールと初期化が終了しました。

 

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